”どぶろく”ってなあに

"どぶろく"というのは、日本酒造りの工程でできた白濁したお酒の事です。

日本酒造りの工程のひとつに「上槽」と呼ばれる、醪(もろみ)を固体(=酒粕)と液体分(=原酒)にわける作業があります。

これは、アルコール発酵によってできた醪(もろみ)を酒袋などに入れ、圧力をかけて搾っていくのですが、ここで目の粗い酒袋を使うことで醪(もろみ)の中の溶けきれていない米の固体部分が原酒の中に残ります。これが白濁のもとになるのです。

酒税法上、この「醪(もろみ)を固体と液体にわける」工程を経なければ、「清酒」を名乗ることはできません。この工程をせずに販売に出されるものを「どぶろく」と呼ぶ場合が多いのです。この場合は清酒ではなく「その他醸造酒」という扱いになります。

一般世間では、この"どぶろく"を製造販売する許認可を新規で取得するのは難しいとされております。”どぶろく特区”なるどぶろく生産を町おこしに利用する制度がありますが、その生産量は少ない場合が多いのも現状です。

この、希少性のある”どぶろく”で比較的安定仕入ができる原材料として、厳選した”どぶろく”を当社では利用し、商品の大きな特長にしております。

日本酒(清酒)を使った生チョコレート

「どぶろく」はで作った生チョコレートが美味しいのであれば日本酒をつかえばどうなの?当社代表、石和の妻の一言で開発が始まりました。
地元、富山県氷見市の高澤酒造場様の「八代仙」という掛米が氷見市産も麹米も富山県産の純粋な地元産の日本酒を使ってみました。そうしたら、どぶろくよりも口当たりが良いなめらかな生チョコレートに仕上がりました。試食会で何人かの方々に試食を行った所、「どぶろく」と「日本酒」で好みがわかれました。いれは個人の味覚差と思われます。今後日本全国の酒蔵で製造した日本酒を使った生チョコレートを当社と協調して製造する事ができれば、素晴らしいと夢が広がしました。